チューリップ
今回は春の代表的な花、皆さん御存知のチューリップを紹介します。
開花時期は通常3月〜4月にかけてですが、花の市場でたくさん出回るのは
12月からで、1月、2月がピークになります。
花色や種類も今が一番豊富です。
チューリップは、中央アジアから地中海沿岸を原産とするユリ科の球根植物です。
古くはトルコで栽培されていて名前の由来はトルコ語で「ターバン」の意味の
ツルバンから名付けられたと言われています。
その後、16世紀にはヨーロッパに紹介されオランダの植物学者が研究栽培を始めました。
17世紀頃から大ブレイクし、今はオランダがチューリップの生産地として名高いのです。
チューリップは水揚げが容易で水切りもしくは水につけるだけでもあがります。
特にぐったりしている時は紙で巻いて水切りしますが
チューリップは切る度に花が咲き易くなり花持ち期間が短くなるので
必要な時以外、切らない方が長く楽しめます。
また、切り花になってもなお、花が成長し、花首がのびてきます。
明るい方に向かって首をのばし、垂れ下がってからも首をもたげます。
この特徴を活かし、ゆったりめにバサッと活けるとよいでしょう。
そして、暖かいと花が開き、涼しいと閉じます。
ですから飾る時はなるべく涼しい所を選ぶと長く楽しめます。
暖房はとても苦手です。
AND ONEでは、これからも続々と珍しいチューリップが登場します。
是非、のぞいてみてください。
|